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デイビッド・ブライアント(David Bryant)

デイビッド・ブライアント(David Bryant)


デイビッド・ブライアント(David Bryant)が教えてくれたリズムトレーニング

先日、寺久保エレナさんのライブ参加した際、終演後にピアノのデイビッド・ブライアント(David Bryant)よりオススメのリズム・トレーニング方法について教えてもらいました。

寺久保エレナさんのライブレポ記事にも書いた内容ですが、こちらの記事ではより詳しくご紹介します。



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寺久保エレナさんのライブを観ていてデイビッド・ブライアントのリズム感が素晴らしいと感じたので、終演後に

「オススメのリズム感の鍛え方はありますか?」

と質問してみました。


すると、トレーニング方法を実演ありで教えてくれました。

「動画を撮ってもOK?」と言ってもらえたので、すかさずiPhoneで撮影したのが以下の動画です。




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動画で
「歌は4ビート、拍は5ビート」
と言っていますね。

つまり、4/4拍子と5/4拍子を混在させるということです。


実は、動画を撮る前にも同じことをやってもらったのですが、その時には意味が分かりませんでした。
それで「動画を撮っても良いですか?」と聞いて動画に撮らせてもらったのです。


動画を観ながらカウントしたら理解できました。
たしかに4/4拍子と5/4拍子が混在して同時に流れています。

楽譜にするとこんな感じ


譜面に起こすとこんな感じ(↑)です。

下段の拍が5/4になっていて、1拍目と3拍目が強拍になっています。
※小節線が微妙にずれていますが気にしないでください

上の譜面を再生したオーディオファイルはこちら




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デイビッド「身体のリズム感を鍛えるのに良いよ」

って言ってますけど、たしかにこれは効くと感じました。

動画を見るとデイビッドは簡単に実演していますが、実際にやってみるとめちゃくちゃ難しいです。


異なるビートのリズムを混在させることによって、より強く身体でリズムを感じることになります。

普通の4/4だとなんとなく理解できてしまい、リズムを感じることなく演奏できてしまいます。
が、複合したリズムを考えるとなると、身体の中で強くリズムを感じる必要があります。

ビートの混在をわかりやすくしたオーディオファイル


わかりやすくなるように、4/4拍子と5/4拍子を鳴らしてパンで左右(LR)に降ってみました。

L:4/4
R:5/4
です。

どちらかだけに集中すれば簡単ですが、混在させて意識するのは難しいですね。

慣れるまで何度か聞いてみてください。
オーディオファイルを鳴らしながら同時に手を叩いてみるのもオススメです。

デイビッドのように4/4で歌を歌いながら5/4で手を叩けるようになったらOKだと思います。



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まとめ

というわけで、デイビッド・ブライアントが教えてくれたリズムトレーニングのご紹介でした。

デイビッドは『メリーさんのひつじ』で実演してくれましたが、いろんな曲で4/4拍子と5/4拍子を混在させるトレーニングにトライしてみてください。


Thank you, David Bryant!


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