楽器・機材


高性能アンプシミュレーター/IRローダー・Strymon IRIDIUM


高性能アンプシミュレーター/IRローダーとして話題のStrymon IRIDIUM。
今回、この IRIDIUM がジャズで使えるのか試してみました。

実際のギターアンプ(Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB)とのサウンド比較動画を作成したので、以下の動画をご覧ください。

アンプシミュレーター/IRローダー・Strymon IRIDIUMがジャズで使えるか試してみた

strymon IRIDIUM vs Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB




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Strymon IRIDIUMを使ってみた感想

  • 正直言って『もろアンプ・かなりアンプライク』な出音
  • 高音質
  • この価格でこのサウンドクオリティを実現したのは衝撃
  • セッティングでAMP部だけ、IR/CAB部だけを使うことができる
  • 『アンプの音をマイクで拾った音』のため、アンプ直の出音に慣れたジャズギタリストには物足りないかも
  • サウンドと手軽さの点で、レコーディング用途ではかなり使える
  • 本格的なレコーディングをあまりしない人、またはライブなどでラインでPAなどにつないで出力をしない人には必要ない可能性大(ジャズしかやらないギタリストはいらないかも)
  • IRIDIUMをギターアンプに繋ぐとアンプの音質・方向性はかなり変わる
  • ジャズ視点で考えると、ジャズギタリストがギターアンプにつないで使うことは少なそう


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Strymon IRIDIUMはアンプシミュレーター・キャビネットエミュレーターです。

なので、エフェクター的に使うのもありですが、
・(ライブやステージでは)PAにラインで送って出力
・オーディオインターフェイスにつないでレコーディング

という、『ラインで接続してアンプライクな音が出す』という用途を想定されたペダルです。
※キャビネットシミュレートを切るといったモード設定もできるので、もちろんエフェクター的な用途もありです。

マニュアルには、ギターアンプに接続する際はキャビネットシミュレーターを切るように、と書いてあります。
キャビネットシミュレーターを切らずに、普通にエフェクター的に接続すると変な箱鳴りサウンドになるので要注意!
エフェクター的に使う場合は必ずキャビネットシミュレーターを切ってアンプに接続します。(忘れそう)

ちなみに、上の方にも書きましたが、ギターアンプに繋ぐとアンプのキャラ(音質)が変わる印象があります。

私(肉じゃぎの管理人)はレコーディングが主な用途で購入しましたが、エフェクター的な利用を想定している場合は事前に試奏してサウンドの確認をした方が良さそうです。



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レコーディングには便利で画期的なアイテム

※当記事はあくまでジャズ視点でのレビューです

作曲をしたり、何らかの形でウェブで楽曲や演奏を発信する方を除いて、ジャズ専門のギタリストが音を録る機会はあまりない【※注1】かもしれませんが、レコーディングには便利で画期的な機材だと感じました。

【注1】
ライブやジャムセッション、練習時の録音は頻繁にあるかもしれません


IRIDIUMを使用しないレコーディング(いわゆる普通のアンプから音を録るやり方)だと、
・機材まわりのセッティングが面倒
・ベストなサウンドを得るには本格的なスタジオなど、環境を整える必要がある
・アンプとマイクのセッティングや相性など、音質を決める要素が多い
・マイクで録音する際はノイズ対策も必要
・アンプシミュレーターはいろいろあるが、価格が高い & クリーントーンは難しい

といった理由により、ギターの音をちゃんと録ることはなかなか難しくて大変です。

※上にあげたYouTube動画を制作する際にも、アンプの音を上手く録音するのに、マイクのセッティングやアンプの位置など苦労しました。

Strymon IRIDIUMがあれば、
ギター → IRIDIUM → AI(オーディオインターフェイス)
とつなぐだけでいいので非常に楽で、かつ非常に高音質&ノイズレスで録音できます。

ジャズらしい、いい感じのクリーントーンも出力できるので、個人的にはかなり満足です。
(過去にLine6のPODシリーズなど様々なアンプシミュレーターを購入して試してきましたが、歪み系のサウンド重視なことが多く、どれもクリーントーンはイマイチだと感じていました。)

結論:ジャズにもオススメです

ジャズ用途で考えると、Fender Deluxe Reverb(いわゆるデラリバ)のシミュレーションが秀逸なので、かなり使えると思います。
※Vox AC30はセッティング次第、Marshall Plexi (Super Lead model number 1959) はほぼロックやポップス向けな印象

ライブやセッションはリアルアンプ、レコーディングはStrymon IRIDIUMという使い分けが便利そうです。


Strymon 「IRIDIUM」 AMP & IR CABエミュレーター

3種のアンプモデリング/9種類の24bit/96kHz 500msステレオIR CAB搭載
高性能JFETディスクリートアナログ入力段を採用/最大22dBのアナログゲイン
ステレオ入出力/Drive、Level、Bass、Middle、Trebleコントロール
SHARC DSP&ARMコプロセッサーを採用/32-bit浮遊小数点プロセッシング/HPアウト装備
IR CABのロード&エディット、MIDIのフルアクセス可能/トゥルー・バイパス/パワーサプライ付属



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参考音源

以下、マイナスワン動画ではアンプを使用せずIRIDIUMだけで録音しています。




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