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機材やメンテナンス用品など、今年もいろんな買い物をしました。

「今年はあんまり買わなかったなぁ」とか思っていたんですが、振り返ってみるといろいろ注文しているもんですね。
ショッピングサイトの購入履歴を見たら記憶に薄いものが意外とあって驚きました。

というわけで、今年買ったもののなかからオススメのものをご紹介します。




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ピック『JIM DUNLOP・Primetoneシリーズ』


ピック:JIM DUNLOP・Primetoneシリーズ

ピック:JIM DUNLOP・Primetoneシリーズ

まずは『JIM DUNLOP・Primetoneシリーズ』のピックです。
サウンドハウスで見つけて、買ってみたら最高だったというもの。

材質が良く、質感も良し。
エッジが丁寧に仕上げられているので、実際にギターを弾いたときにめちゃくちゃスムーズです。
一般的なピックにありがちなプラモデルみたいなバリがありません。

持ってみてすぐに高級な印象を受けました。

価格はちょっと高めです。
最近、1枚1000円以上するような高級品ピックも目にしますが、このピックはそこまで高くないので割と手に入れやすいかなと。

最近はこればかり使っています。
いま使っているピックにイマイチしっくりきていない方は試す価値ありだと思います。
オススメです。


JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / Primetone Jazz III Sculpted Plectra with Grip

多くのギタリストから高い支持を得ているJIM DUNLOP製のギター用ピックです。


JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / Primetone Sculpted Plectra Triangle

JIM DUNLOP製のトライアングル型ギター用ピック。



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書籍『The Melodic Jazz Guitar Chord Dictionary: A New Approach to Organizing Chord Voicings for the Modern Jazz Guitarist』




ジャズギタリスト Tim Lerch氏の書籍。
ひたすらコードのボイシング例が載っているストイックな本です。
数えたことはありませんが、紹介文によると2000個以上載ってるらしいです。

ボイシングってけっこう手癖になりがちなので、自分の引き出しにないアイディアを探す手段としては良いかなと思います。

コードのアイディアが欲しい方にオススメです。


The Melodic Jazz Guitar Chord Dictionary

A Brand-New Direction in Cataloging Chords for the Modern Jazz Guitarist!
A revolutionary new take on the chord dictionary that puts creative and musical control into the hands of the reader…
This chord dictionary features over 2,000 unique chord voicings organised in a functional melodic manner – by melody note as well as chord type. Allowing you to use this book like you would a traditional chord dictionary but also as a source material to create beautiful, melodic solo jazz guitar arrangements.



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TASCAM タスカム Portacapture X8


TASCAM タスカム Portacapture X8

TASCAM タスカム Portacapture X8

32bit float対応のレコーダーです。
用途は自分の演奏やセッションを録音したり、など。
(セッションで使う機会はまだないのですが…)

以前はZOOMやRolandのものを使っていたのですが、これは圧倒的に音が良いです。
マイク自体がいいというのもありますが、やはり32bit floatがすごい!

レコーダーというか、録音における弱点は『音がクリップすること』だと思うのですが、32bit float で録音すればクリップしない(あとで復旧できる)というのはとてつもない強みです。

マイクの良し悪しは当然あると思いますが、最悪EQなどで調整できます。
が、クリップだけはどうしようもありません。
ちょうどいいバランスだと思って録音してみたら、ドラムソロのところがクリップしまくってる?、とかけっこうありますね…。

録音をするときにレベル調整ほど気を使うことはないのですが、クリップしてもDAWや波形編集ソフトで直せるとなれば快適以外のなにものでもありません。
「だいたいこのくらいで最適かな?」というゲイン設定で録音して、もしクリップしている箇所があればパソコン上で調整するだけ。
もはや無敵感(?)すらあります。すばらしい!!
※ただし32bit floatとはいえ機器ごとに許容値があり、それ以上の音量が入ると復旧不可みたいです

ZOOMのレコーダーでも32bit float対応のものがあるのですが、個人的な好みや使い勝手などの面からこちらを選びました。

今後は32bit float対応のレコーダーが主流になりそうな予感。
演奏を録音する機会のある方にはオススメです。


TASCAM タスカム Portacapture X8

・3.5インチのカラータッチパネルディスプレイを採用した直観的な操作を実現するランチャーシステム
・マルチトラックレコーディング 、 ポッドキャスト 、 ミュージック 、 ボイス インタビューや vlog)、フィールドレコーディング、ASMRなどのレコーディングアプリケーション
・4系統のXLR/TRSロック付きコンボジャック入力端子を装備し、マイクレベル、ラインレベルの両方に対応
・最大 192kHz / 32 bit floatの録音に対応
・着脱交換 による A-B方式とX-Y方式の切り替えが可能なマイク径 14.6mmラージダイアフラムコンデンサーマイクを搭載



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パナソニック 加湿器 FE-KXU07-T


パナソニック 加湿器 FE-KXU07-T

パナソニック 加湿器 FE-KXU07-T

加湿器です。
楽器の乾燥防止に。また、人体の健康のために。

過去に、
・空気清浄機とセットになったもの
・デスクにおけるタイプのもの
・アロマオイルが使えるもの
などなど、いろんな加湿器を買ってきたのですが加湿力が弱かったりメンテナンスに難ありでどれもイマイチ…。

過去に主力で使っていたのは『空気清浄機とセットになったもの(たしかシャープのやつ)』なのですが、

なんかクサい!!

『空気清浄機とセットになったもの(たしかシャープのやつ)』は家にあるし職場にもあったりで何台か使用経験があるのですが、どれもクサい!!です。
かなり売れている商品だと思うんですが、臭くなりませんかアレ?
購入してしばらくのうちはいいんですが、だんだん酸っぱい臭いがでてきて、空気清浄機も兼ねているのに本末転倒な状況になります。
原因はフィルターの汚れなのでフィルターを掃除すれば回復するんですがかなり大変です。

で、今年購入したのがこの加湿器(パナソニック FE-KXU07-T)なんですが、
・臭くない
・むしろ水のいい臭い(川とか噴水の近くにいるような匂いがする)
・加湿力がすごい
・自然な加湿感
・タンクが大きいので水の補充回数が減る

といいことばかりで、もっとはやく買えばよかったなと…。

音楽とは直接関係ないものではありますが、満足度が高いので今回のオススメのなかに入れることにしました。

すこやかな暮らしと演奏のために、オススメです。


パナソニック 加湿器 気化式 ナノイー搭載 クリスタルブラウン FE-KXU07-T

【ナノイー搭載】加湿+ナノイーでうるおい効果アップ。フィルター清潔モードで運転停止時もキレイさ持続
【お急ぎモード】気化式なのにパワフル加湿で素早く適湿へ
【薄型ボディ&壁ピタ設置】周りが濡れない気化式だから壁ピタ設置



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書籍『チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡』


チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡

チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡


チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡

チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡


チャーリー・パーカーに関する書籍です。

個人的には筆者に拍手喝采を送りたいくらい、非常に素晴らしい本です。
従来のパーカーに関する本の常識を塗りかえた内容になっています。

内容はいわゆる伝記というか、パーカーの歴史や生い立ちなどがメインなのですが
1)各音源をベースに可能な限り脚色性を省き
2)事実に基づいて内容を構築し

執筆されています。

ブラボー!!!!!


過去にもパーカーの伝記っぽい本(エピソード集)はいろいろ出ているのですが、大きな問題がありました。
それは、『パーカーが偉大すぎるために物語性がでてしまい脚色が加わってしまう』という点です。

この本の冒頭にも書いてあるとおり、
・はじめて出版されたパーカーの伝記本はロス・ラッセル著の「バードは生きている」
・「バードは生きている」は物語性が高く、現実よりも脚色性が色濃い
・後発のパーカーに関する書籍は「バードは生きている」をベースにしていることが多い
・ゆえにパーカーの伝記本はどれも物語性が色濃く出てしまっている

と、パーカーに関する伝記系書籍は『リアリティよりも脚色性の高いもの』になっているのです。

たしかに「バードは生きている」はいい本なんですが、どうしてもパーカーが大人物に描かれすぎている気がします。
読みながら「ほんまかいな!?ほんとにパーカーがこんなこと言うかな?」みたいな疑問を感じるんですよね。
意図してなのか、はたまた意図せずなのか、漫画とか映画の主人公のようなフィクションっぽさが出てしまっているわけです。


で、この本のすごいところなんですが、そういった『脚色性』を可能な限り廃してリリースされた音源を追いながらリアルベースなパーカーの人生を書いた本になっています。
かつて無かった手法でパーカーを描いた本ということで、私は冒頭を読んだだけでこの本は傑作だと確信しました。


パーカー好きの方にオススメ、いや、ジャズミュージシャン必携の本です。
ぜひ読んでみてください。
※この手の本は意外といつのまにか入手しづらくなるケースが多いので気になる方はお早めに


チャーリー・パーカー伝: 全音源でたどるジャズ革命の軌跡 (ポスト・ジャズからの視点

1930-50年代、ジャズに革命を起こしたサックス奏者、
チャーリー・パーカー(1920-1955)。
彼が残した膨大な音源をすべて聴き込み、
その「音楽的人間像」を初めて明らかにした決定的な大著!

手に入るかぎりのあらゆる音源を丹念に聴きこむとともに、
伝記、研究書、関係者の証言などの資料も徹底的に検証し、
これまでのパーカー像を根本から刷新!
パーカーの新たな「音楽的人間像」を打ち立てた
世界にも類のない画期的な労作です。



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Bare Knuckle Pickups The Mule





Bare Knuckle Pickups のハムバッカーピックアップ『The Mule』。

ちまたにたくさん出回っている、いわゆる『PAFを再現した系のピックアップ』ですが、個人的にはこれが一番好きです。
モダン系というよりも、中域のクセがあってビンテージっぽい雰囲気があるピックアップ。

ひとつひとつ手作りで丁寧に仕上げられています。
あまり工場の大量生産品っぽくないというか、『ピックアップ愛』みたいなものを感じるんですよね。

本家サイトでオーダーすると、かなり細かい仕様まで指定可能です。
デメリットはオーダーしてから作られるため、届くまでにけっこう時間が掛かります。(1ヶ月くらいは要覚悟)
楽器屋さんに売られているもので好みの仕様があればそれでOKだと思います。

テレキャスのフロントに取り付けました。
いい感じにジャズらしいサウンドでお気に入りです。おかげで(?)フルアコを弾く機会が減りました?


Bare Knuckle Pickups The Mule

59年製"PAF"のトーンをベースに周波数レスポンスのバランスを整え、現代の機材とも組み合わせやすい出力を持たせたモデル。厳選されたプレーン・エナメルワイヤーとアルニコ4マグネットを使用し、クリアでダイナミックレンジの広いサウンドをアウトプットします。



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BOSS OC-5 Octave


BOSS OC-5 Octave

画像:https://www.boss.info/jp/products/oc-5/

BOSS OC-5 Octave。2022年時点では最新版のBOSSのオクターブペダルです。

これは去年注文したのですが、コロナによる品薄だったのか今年の3月ごろにようやく届きました。

ギターの音にオクターブ上or下のサウンドを重ねることができます。
音域全体にサウンドを重ねるのは当然のこと、このペダルの特徴は音域を限定してサウンドを重ねられます。
なので、(このペダルを使うギタリストの多くがこの方法を試していると思いますが)6弦〜5弦の9フレットくらいまでのみ1オクターブ下の音を重ねて、ベースを補強して遊べるわけです。

『一人でギター&ベース』みたいな擬似デュオサウンドが再現できておもしろいです。

1台あったら楽しいペダル。


BOSS OC-5 Octave

従来の2オクターブへ、+1 オクターブのサウンドも加えた、3オクターブに対応したOC-5。1982年に誕生したモノフォニック・オクターブペダルの名機OC-2 のサウンドを忠実に再現したVINTAGEモード、コード演奏などにも対応したPOLY モードを搭載。より広い音域で、最高のプレイアビリティ、洗練されたオクターブサウンドを提供します。



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Free The Tone CRUNCHY CHIME CC-1B


Free The Tone CRUNCHY CHIME CC-1B

Free The Tone CRUNCHY CHIME CC-1B

Free The Tone のブースターペダル。

プリンストンリバーブの音量不足解消のために買ったのですが、ナチュラルなサウンドでめちゃくちゃ気に入りました。
ゲインを上げるとソフトにクリップするというか、やわらかく歪みます。

最近のジャズギタリストは割と「どクリーン」なサウンドが多いですが、ケニー・バレルやウェス・モンゴメリー、グラント・グリーンなど、レジェンド的なギタリストのサウンドはダーティーでわずかに歪んでいますね。
で、たまにそれっぽい音を出して遊ぶのにも使えます。
遊び道具のような用途ですが、けっこう楽しいです。

EP Boosterも持っていますが位相反転問題?があったり色付けがやや濃いめなので、ブースターペダルとしてはこちらがオススメです。


Free The Tone CRUNCHY CHIME CC-1B

仕様入力インピーダンス500kΩ以上
出力負荷インピーダンス10kΩ以上コントロールBOOST、BASS、TREBLE、MODESwitch
端子1/4インチ標準フォーン・ジャック×2(入力、出力)、DC9V入力ジャック(ACアダプター接続用)電源DC9V電池(9V形006P型)、ACアダプター
消費電流7mAサイズ72(W)×115(D)×50(H)mm(フットスイッチやジャック等の突起物含む)
重量約230g(付属品を含まず)付属品保証書、取扱説明書、ゴム足×4



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ZT Amp Lunchbox Reverb Amp ギターアンプ コンボ


ZT Amp Lunchbox Reverb

ZT Amp Lunchbox Reverb

有名なZT Amp Lunchbox(ランチボックス)にリバーブが付いたニューバージョン。

ZT Amp Lunchbox を持っていたのですが、リバーブがないところが個人的にイマイチでした。

「リバーブが付いていればなぁ」と思っていたら、リバーブ付きのランチボックスが発売されるとネットで知り、さっそく購入。
(旧バージョンは売っちゃいました)

サウンドは初代?のランチボックスと同様の爆音で、ジャズにも使えるピュアなクリーントーン。
リバーブが付いて弾きやすくなりました。
深く掛けるとかなり『グワ〜〜ン』となるので、あっさりめに掛けてます。

正直に言うと、サウンド自体はちょっとハイファイっぽくなったというか、硬めになった印象があるので初代の方が好みです。
コントロールの調整次第でかなり近い感じになるものの、初代の方が丸っこいというか中域が強めでジャジーです。

とにかく小さいのがメリットで、持ち運びしやすいのが便利でいいですね。
サブとして車に積んでおいたり。
爆音も出るしサウンドがいいので、メインとしても使えてかなりオススメなアンプです。
※キャリングケースは別売りなので要注意!


ZT Amp/Lunchbox Reverb Amp ゼットティーアンプ ランチボックスリバーブアンプ

Lunchboxを受け継ぐ新たな小型コンボアンプ



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番外編:Suhrのカスタムオーダーギター



2021年の夏にオーダーしたSuhrのギター。
今年の夏には完成予定でしたがコロナの影響で遅れているらしく、まだ届いていません。

Suhrのギターは割とロックなイメージですが、かなりジャズっぽい音が出そうな仕様でオーダーしました。
フルアコ(とくにビンテージのもの)は持ち出すのにかなり気を使うので、気軽に持ち運べるギターが欲しいとの思いです。
しかし、最近ビンテージフルアコの高騰がやばいですね…ますます持ち出しづらい?


来年の春までには完成予定との連絡があったので、かなり楽しみです。ワクワク。


買ってよかった!
Suhrオススメ

と言えるといいなぁ…。


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