幻のセッション「Guitar Genius In Japan / Kenny Burrell, Attila Zoller, Jim Hall(1970)」
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最近知ったレアなアルバムのご紹介です。
アルバム名は「Guitar Genius In Japan」。
(1970年、テイチクレコード / Overseas Records:UPS-81-V)
1970年にケニー・バレル、アティラ・ゾラー、ジム・ホールが東京のテイチク会館スタジオにてレコーディングしたもので、どうやら世界中のジャズ・ギター・マニアから「幻のセッション」と高く評価されているらしい。
し、、知らんかった。
このアルバムはCD化されておらず、日本オンリーのリリース(Japan only release)だったそうで、「幻のセッション」と呼ばれたのも納得です。
個人的に1960年代のジム・ホールの演奏が好きなので、聴いてみるとまさに自分にドンピシャな演奏でした。
まだ1960年代の雰囲気がある、いい意味で個性がまだ強くない演奏。
ギターがES-175だし、写真も若い!
ジャケット(帯なし)
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アルバム情報
1970年6月に日本で開催された「ギター・フェスティバル・イン・ジャパン」に合わせて来日していたメンバーをスタジオに招いてレコーディング。
録音日: 1970年6月8日
録音場所: テイチク会館スタジオ(東京)
リズムセクション: ラリー・リドリー(ベース)、レニー・マクブラウン(ドラムス)
| 面・トラック | 曲名 | リードギター |
|---|---|---|
| A-1 | Scarborough Fair | Kenny Burrell |
| A-2 | People | Kenny Burrell |
| A-3 | Gingerbread Boy | Kenny Burrell |
| A-4 | Green Dolphin Street | Attila Zoller |
| A-5 | When Sunny Gets Blue | Attila Zoller |
| A-6 | Watch What Happens | Attila Zoller |
| B-1 | Secret Love | Jim Hall |
| B-2 | Where Would I Be | Jim Hall |
| B-3 | All The Things You Are | Jim Hall |
| B-4 | Just Friends | Burrell, Zoller, Hall |
ジャケット裏面を見ると各ギタリストの写真がずらり。
ジム・ホールが若い!
「Undercurrent」のレコーディング風景(ビル・エバンスと打ち合わせしてるようなやつ)とかで見る写真と同じ感じです。
ただ、ジャケットがずり下がっていて違和感が。
他に写真はなかったのか!?
というかどんなシチュエーションだったんだろう(謎)。
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さてCD化されていないレアな音源ですが、YouTubeにアップされてました。
やや残念なことに3人の共演は「Just Friends」のみで、ソロも短めです。
それぞれのギタリストの演奏の違いに興味をもって聴いていましたが、ジム・ホールは個性があまり強くなく、いつのまにかソロが終わっていました…。
戻って聴いたら安心のジム・ホール👍
他の曲はそれぞれのギタリストがひとりずつギタートリオ形式で録音したようですね。
しかし、全体的に曲が短い…。
これはおそらく制作時に「簡単なやつでいいから、日本に来たついでにちょっとレコーディングさせて」的な流れだったのではないかと想像されます。
まぁ、全体的にみなさん「遠慮がち」といいますか、気分が乗ってないというか、あっさりした演奏にとどまっている印象があります。演奏がすごかったら勝手に音源の評判が広まったりしたでしょうが、そのあたりも「幻」たる所以なのかもしれません。
個人的にはジム・ホールの「All The Things You Are」が聴きどころでした。
後年に聴かれるギタートリオの「All The Things You Are」のスタイル。
1966年の「Live in London」ではすでにこのフォーマットになっています。
「Live in London」の演奏は名演なのでこちらもぜひお聴きください。(下に動画埋め込みあり)
あまり派手さはないものの、なかなか楽しめるアルバムでした。



