楽器・機材

ジャズギターで使えるギターアンプの音質テスト


以前、ギターアンプのサウンド比較をしたのですが(最下部に記事へのリンクあり)、今回はさらに詳しくジャズ演奏で使えるギターアンプを比較してみました。
比較した動画は下の方にあります。

試したアンプは全部で8つ。
自分で購入し、普段から使用しているアンプを比較しています。


【複数のギターで比較】
使用するギターによってアンプとの相性というか音色の差があるので、ギターを4本使用してそれぞれの音質を比べています。

・ギター4本
・アンプ8つ
・合計で32パターン

のサウンド比較です。

使用したギター

  • Gibson ES-175 1958 vintage / PU: Original PAF pickups
  • Gibson L-5CES 2015 / PU: Bare Knuckle Pickups THE MULE
  • Fender Custom Shop Telecaster / PU: Custom Shop Twisted Tele Pickups
  • Gibson ES-125 1963 / PU: Original P-90

フルアコ3本 + ソリッド1本の計4本。

いわゆる『ビンテージもの』が2本(ES-175・ES-125)。
この2本の大きな違いはピックアップ(ハムとシングル)です。

それと新しめのフルアコが一本(L-5CES)

加えてテレキャスでも比較しています。
テレキャスはけっこうジャズで使える、というか実際にセッションで使ったりしているし、フルアコとの対比にもなって面白いと思いました。



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比較したアンプ

  • Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB
  • Fender Blues Junior
  • ROLAND Blues Cube Stage
  • DV MARK JAZZ 12
  • DV MARK LITTLE JAZZ
  • ZT AMP Lunchbox
  • Fender FRONTMAN 10G
  • strymon IRIDIUM

アンプに関しては、音質の好みの問題でどれもジャズに使えるアンプです。
※すべて実際にセッションやライブで使用済み

strymon IRIDIUMのみシミュレーターですが、かなりアンプライクで実用性が高いので加えました。
私(肉じゃぎの管理人)はレコーディングやヘッドフォンを使っての練習の際に使用しています。


【比較の流れ】
状況や環境による音質のバラつきをなくし、できるだけ公平な比較にするため、ルーパーを使用してどのアンプからも同じ音を出力しています。
1:ルーパーペダルを使用
2:ギター1本ずつ、バッキングとメロディーの各1テイクずつルーパーに収録
3:収録した同じ演奏(音)をルーパーからアンプに入れて再生 〜 マイクで録音

※strymon IRIDIUM のみ、IRIDIUMからオーディオインターフェイス(UR22C)へ接続してダイレクト録音

マイクはオン(SHURE SM57)とオフ気味(MXL 770)での2本を使用し、ミックスしています。

演奏している曲は『Chi-Chi / Charlie Parker』です。
【※追記とおわび】
メロディーを間違って覚えていました(汗。
6小節の2音目 F を弾いていますが原曲Eでした(D♭-7の♭3)。
訂正不可ですがお詫び申し上げます。



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各アンプのセッティング

各アンプによってパラメータのバラつきはありますが、基本的に
TREBLE: 5/10
MID: 7.5/10
BASS: 5/10

と、少しだけミドルの強調されたサウンドになるように設定しています。
ベースが弱い機種に関してはベースを上げて、できるだけどのアンプも似たような音質になるようにしています。
※リバーブはどのアンプも0です

Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB
VOL3/10・TREBLE2/10・BASS 1/10

Fender Blues Junior
VOL 4.5/12・TREBLE 3.7/12・MID 9/12・BASS 5/12・MASTER 4/12

ROLAND Blues Cube Stage
VOL 4/12・TREBLE 3/12・MID 10/12・BASS 5/12・MASTER 5/12

DV MARK JAZZ 12
HIGH 4.5/12・MID 8/12・BASS 5/12・MASTER 4/12

DV MARK LITTLE JAZZ
HIGH 4.5/12・MID 8/12・BASS 5/12・MASTER 4/12

ZT AMP Lunchbox
VOL 4/12・TONE 4/12・GAIN 6/12

Fender FRONTMAN 10G
VOL 4/10・GAIN 5/10・TREBLE 6/10・BASS 10/10

strymon IRIDIUM
DRIVE 5/12・TREBLE 5/12・MID 7/12・BASS 10/12・LEVEL 7/12



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ジャズで使えるギターアンプ・音質徹底比較動画


↑↑↑
サウンド比較動画です。


以下、比較して感じたことや補足などを書いていきます。



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比較レビュー

上にも書いたのですが、サウンド的にはどのアンプも『あり』で、ジャズを演奏するにあたって全く使えない、ということはありません。
ケースバイケース、気分や好みで選ぶ、という感じです。

個人的な使用状況ですが、
・Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB
・DV MARK JAZZ 12

が好きで、ライブやセッションで出番が多いのがこの2つです。

strymon IRIDIUM だけリアルアンプではなくシミュレーターなので今回の比較機種の中ではちょっと浮いていますが、PAを通したり使い方によってはライブなどでも問題なく使用できます。
録音されたサウンドだけ聴いたら非常にアンプライクで優秀なのが伝わるのではないかと思います。

以下、アンプごとの詳細です。



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Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERB

Fender '68 CUSTOM PRINCETON REVERBについては
こちらの記事
で解説しています。

おもな特徴と感想としては、
・クリーントーンがとにかくきれい(澄んでいる)
・(今回の比較動画では使ってないですが)リバーブもきれい
・マイルドな飽和感、ぎりぎり歪まずに粘りがある
・結構、というかかなり低音が出る

といった点で、個人的には最高(所有している中では一番お気に入り)なアンプです。

PRINCETON REVERBというと10インチスピーカーで低音が出ないと思われがちですが、かなり低音が出ます。
動画でもわかると思うのですが、低音がかなり出るので『ズンッ』と迫力があるサウンドになります。
低音を最小の1にしていてもその状態なので、ライブなどではハウってしまうこともあり、低音のコントロールや弾き方での調整が必要になるアンプですね。

クリーントーンの澄み切ったきれいさは素晴らしく、デラックスリバーブなどの上位アンプならともかく、他のアンプではなかなか経験したことがありません。

『マイルドな飽和感で、ぎりぎり歪まずに粘りがある』というところも非常にポイントです。
ボリュームを上げていった時に、他のアンプだとあるポイントから歪んでしまってロックなサウンドになるというか、ちょっとジャズっぽくない音になることが多いのですが、このアンプはギリギリ粘るわけです。

で、過去の有名なギタリストの音源をよく聴くとわかるのですが、ジャズギターの音は『どクリーン』よりも『ほんのちょっとだけ、マイルドに歪んでいる』ことが多く、(人によって好みはありますが)この『マイルドな歪みサウンド』の方が泥臭さが混じって心地よかったりします。
※Julian Lageやジョンスコ、またその他の最近のジャズギタリストはペダルを使うことも多く、『ちょっとだけ』どころかドライブペダルで明確に歪ませてますね。

というわけで、PRINCETON REVERBの『音量を上げた時にぎりぎりクリーンなんだけどマイルド(クリーミー?)な飽和感が出てくるサウンド』は最高です。
個人的には、このサウンドは10万円以下のアンプでは経験したことがなく、高級アンプじゃないと難しい領域なのかなと感じています。

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ギターとの相性でいうと、フルアコはどれでも良い感じのサウンドになる印象です。
テレキャスは『か細さ』というか、フルアコと同じ設定だとカリカリのサウンドでちょっと微妙でした。

ソリッドギターでジャズをやる場合には、DV MARK JAZZ12 や AERのBINGO(持っていないので今回は比較してません) など、いわゆるジャズ〜エレアコ用アンプの方が無難だと思います。

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同じFenderの Blues Jr と比較すると
・低音がかなり出る
・透明感が段違い
・操作がシンプル
・ノイズが少ない

といったところです。Blues Jr はノイズが多いです、、。
Blues Jr はオールラウンダーで個人的にはかなり好きなんですが、PRINCETON REVERBに比べるとやはり劣ってしまう印象がありますね。

ちなみに、トレモロ機能に関してですが、私は普段の練習でもライブでもまったく使っていません。
(使う場面がない)


Fender フェンダー ギターアンプ 68 CUSTOM PRINCETON REVERB 100V JP

12ワット。10インチCelestion Ten 30スピーカー。60年代後半Fender「シルバーフェイス」のルックス。改良型Princetonリバーブ・オールチューブ・サーキット。
手巻きチューブ・ソケット。カスタムメイドSchumacherトランスフォーマー。Fenderチューブ型スプリング・リバーブとトレモロ。



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Fender Blues Junior・ROLAND Blues Cube Stage

Fender Blues Junior と ROLAND Blues Cube Stage は似た傾向のアンプです。
(名前も似ているし、ローランドは意識していると思う)

ギターの相性では、どちらのアンプもプリンストンリバーブ同様、テレキャス以外は違和感なく使えそうなサウンドです。


■ Fender Blues Junior ■

・ノイズが多い
・クリーンはきれい
・どんなジャンルもいけるオールラウンダー
・真空管のメンテがちょっと大変
・造りは荒い


Blues Junior は言わずと知れた定番アンプですね。
ジャズで使っているミュージシャンもけっこう見かけます。
価格やサイズが割とお手頃 & ジャンルを選ばないオールラウンダーなサウンドなので、人気が高いようです。

ロック〜ブルース向けというか、若干歪みやすい音質。

弱点は、真空管のせいかメンテナンスが面倒でノイズを拾いやすいところでしょうか。
重量も重めなので、気軽に持ち運びできないのが辛いところです。


比較動画を確認すると、かなりミドル寄りというか、低音が思ったより出ていないなと思いました。
演奏時には気づかなかったんですが、プリンストンリバーブが低音強めなのもあって、全体で比較すると低音が弱い印象を受けます。
ライブやセッションではBASSをちょっと上げてもいいのかもしれません。

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■ ROLAND Blues Cube Stage ■

・ノイズはかなり少ない
・クリーンはきれい(ただしちょっと抜けが良くない ※下に詳細)
・どんなジャンルもいけるオールラウンダー
・暖かめなサウンド
・真空管じゃないのでメンテが楽で使い勝手がよい


真空管が使われていない Blues Junior という感じ。
かなりオールラウンダーです。
ノイズも少なくて◎。
真空管が使われていないので、『電源オン』ですぐに音が出せるのも良いところ。


操作性の良さやメンテナンスの用意さ、真空管っぽいサウンド、出力のワット数を切り替えできたりとかなり使いやすいアンプ。
重量的にも Blues Junior よりわずかに軽く、Blues Junior の弱点をうまく補ったアンプ、というとイメージしやすいかも。
サウンド的には、ジャズ用として全然使えます。
私(肉じゃぎの管理人)はよくライブやセッションで使っていました。
最近はDV MARK JAZZ12(軽いので、、、)、ちゃんとしたライブなどではプリンストンリバーブを使用してます。

Blues Cube にはいくつかバリエーションがあって、ジャズ用ならBlues Cube Hot(1チャンネル仕様・12インチスピーカー)で十分だと思います。重量もBlues Cube Stageよりさらに軽くなります。

【弱点】
弱点をあえて挙げるとしたら、若干マイルド気味なクリーントーン。
すこし透明感に欠けるというか曇った感じというか、ちょっと抜けが悪いところがあるので、そこだけが気になります。
ただし、相当にこだわらない限り十分なサウンドです。


FENDER (フェンダー) 15W コンボアンプ Blues Junior IV [並行輸入品]

手頃なサイズで自宅練習、レコーディングに最適なベストセラーチューブアンプ。図太いトーンを搾り出すFATスイッチを装備。シンプルなコントロールながらもプレイヤーの表現次第で多彩なトーンを奏でます。
■タイプ:コンボ ■実効出力:15W ■チャンネル数:1
■コントロール:リバーブ、マスター、ミドル、ベース、トレブル、ファットスイッチ、ボリューム
■プリ管:3 x 12AX7 ■パワー管:2 x EL84 ■スピーカー:1 x 12" Celestion A-Type speaker
■フットスイッチ:付属 ■サイズ(cm):45.7W×40.6H×23.3D ■重量(Kg):14 ■Spring Reverb搭載


ROLAND BLUES CUBE BC-STAGE ギターアンプ

極上のウォームトーンを実現したライブ用ギター・アンプ
専用設計のカスタム・スピーカー
デュアル・トーンで音づくりの可能性が無限に広がる
煩わしいメンテナンスは不要。持ち運びしやすい軽量ボディ
USB からのダイレクト・レコーディングにも対応



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DV MARK JAZZ 12 ・ LITTLE JAZZ

大人気のDV MARKのアンプです。
軽い。音が良い。ナイス。

JAZZ 12 と LITTLE JAZZ、その名の通りジャズ用で、どちらもジャズにめちゃくちゃ使えるすばらしいサウンドです。
このアンプに関してはフルアコ・ソリッド問わず、どんなギターを使ってもジャズで使えるサウンドになる印象があります。


■ DV MARK JAZZ 12 ■

・ミドルが強めでクリーンなジャズ向けサウンド
・どんなギターでもジャズサウンド
・リバーブきれい
・デカい音量
・めちゃくちゃ軽い

LITTLE JAZZよりもJAZZ 12の方がスピーカーが大きいだけあって、低音から高音までクリアに鳴ってくれて、個人的にはお気に入りのアンプです。
めちゃくちゃ軽いのも特徴です。
なんでこんなに軽いんでしょうかね、、、?

JAZZ 12は良いところだらけで、大人気なのも頷けます。
ジャズギタリストはだいたいみんな持っていますね。

フルアコじゃなくて、テレキャスやストラトをつないでもジャズサウンドになるので最高。
どんなギターもジャズサウンドにしちゃう優れものですね。

今回の比較でテレキャスを使用していますが、やはりDV MARK以外では細めのサウンドというか、ちょっと音の厚みが足りない印象がありました。
(と言いつつ、Lunchboxはトーンをうまく調整すればいけそう、strymon IRIDIUM はドライブ感があるけど意外と全然いけそう)


※※※※※ 弱点…? ※※※※※
唯一の弱点は、どのギターでも割と似たような音になる、という点でしょうか。

それと、これも弱点に入るかもしれないですが、JAZZ 12は出音の指向性が強いのか、演奏者が気づかずに爆音で鳴っている(適度に鳴らしているつもりが実は爆音が出ている)、ということが多い気がします。

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■ DV MARK LITTLE JAZZ ■

・ミドルが強めでクリーンなジャズ向けサウンド
・どんなギターでもジャズサウンド
・リバーブきれい
・デカい音量
・めちゃくちゃ軽い
・小さい
・小さい分、音域が狭いのでJAZZ 12よりは万能感は少ない


LITTLE JAZZに関しては、JAZZ 12と同じアンプ部とのことで、サウンドの傾向は全く一緒。
スピーカーのサイズ違いによる音質の違いのみ、ということになります。
(スピーカーのサイズが小さいので低音がちょっと弱い・音域がちょっと狭い)

こちらもJAZZ 12と同じく人気のアンプで、セッションなどでよく見かけます。

個人的には自室内での練習用などの使い方です。
余分な低音が出ない分、用途によってはJAZZ 12よりも LITTLE JAZZ の方が使いやすいかもしれません。

(あくまで手持ちのアンプの中での話ですが)
『持ち出しやすい小型アンプ』という点ではコレとZT AMPの Lunchbox が2強なのですが、Lunchboxはリバーブがないので少し気分が乗りにくく、LITTLE JAZZ の方が使いやすい印象です。


DV MARK コンボアンプ JAZZ 12 DVM-J12

Power:60W (4Ω)/45W (8Ω) PowerAMP:Analog
Preamp:Solid State
Controls:Master/3-Band EQ(Bass / Mid / High)/Reverb
Speaker:1×12" DV Mark Custom (8Ω)
その他:AUX IN/Headphone Out/XLR Line Out/Speaker ON/OFF/Output for External cab (minimum load 8Ω)


DV MARK JAZZ 12 限定BROW 12インチ スピーカー搭載 コンパクト コンボアンプ アンプカバー付属

限定カラーバージョン“BROWN”
特製アンプカバー(グレー)付


DV MARK ギター コンボアンプ LITTLE JAZZ DVM-LJ

Power:60W(4Ω)/45W(8Ω) PowerAMP:Analog
Preamp:Solid State
Controls:Master/3-Band EQ(Bass / Mid / High)/Reverb
Speaker:1×8" DV Mark Custom (8Ω)
その他:AUX IN/Headphone Out/XLR Line Out/Speaker ON/OFF/Output for External cab (minimum load 8Ω)


DV MARK LITTLE JAZZ 限定BROWN コンパクト コンボアンプ アンプカバー付属

限定カラーバージョン“BROWN”
特製アンプカバー(グレー)付



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ZT AMP Lunchbox

・めちゃくちゃ小さい、持ち運びが楽(持ち運びやすさではコレかDV MARK Lille Jazz)
・クリーンが綺麗
・反応が早い
・小さいのに爆音がでる


ジャズ向けではないと思いますが、ジャズでの演奏にかなり使えるのでジャズギタリストのユーザーも多いようです。
個人的にもお気に入りでよく使っています。

このアンプはDV MARKに近く、どんなギターでもジャズで使えるサウンドを出してくれます。
クリーンで芯がある(細くならない)サウンド。
ソリッドギターでも『まぁ、いけなくはないかな』という印象があります。


とにかく小さくて持ち運びがしやすいので、非常用に車に載せておく『非常用アンプ』としての活用方がオススメです。


唯一の欠点はリバーブがないこと。
Ambientという箱鳴り感を出すコントロールはあるけども、リバーブとしては使えないのが残念。
リバーブがあればもっと人気が出て、売れていたでしょう、、、。
(噂ではリバーブ付きのLunchboxも出てるとか出てないとか)


ちなみにZT AMPはジャズ向けのアンプもリリースしていて(→ Jazz Club Amp )、ウェブで調べてみたところ評判も上々のようです。
もう少し安ければ、、、。


ZT Amp コンボアンプ LUNCHBOX ランチボックス

LunchBox ギター用ミニコンボアンプ
LunchBoxは鞄に入れて持ち運べるほど小型で、重量も5kg未満
最大200Wの出力で、大きなステージや、野外ステージでさえも十分に使うことが可能
音色は並み居る名アンプにもひけをとらない、すばらしいヴィンテージサウンドを実現
【サイズ】185mm x 250mm x 112mm


ZT Amp Custom Shop Jazz Club Amp ギターアンプ コンボアンプ

●特徴
・カスタムデザインの大出力12インチネオジムスピーカー
・ハンドメイドMDF/プライウッドキャビネット
・インダストリアルグレードの薄く強靭なミッドナイトペイント
・外部スピーカーアウトプット(追加スピーカーとしても使用可能)
・スピーカーシミュレートをかけたDIアウトプット
・エフェクトループ
・スプリングタイプのリバーブエフェクト
・スピーカーミュートスイッチ

●スペック
・220W クラスDパワーアンプ
・サイズ:38cm x 35.5cm x 28cm
・重量:11.7kg



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Fender FRONTMAN 10G

Fender FRONTMAN 10G は仕様的には物足りない印象ですが、実際に使ってみると意外と馬鹿にできないのでテストに加えてみました。

サウンド的には絶妙なクリーントーンでフルアコとの相性が良く、また、適度な音量(デカすぎない)なので、自宅用としてはかなり使えます。
※ライブやセッションでは力不足。低音も弱い。

自宅用のジャズアンプとしてはなかなか優秀です。オススメ。


Fender フェンダー ギターアンプ FRONTMAN 10G

10W
6インチ Fender Special Designスピーカー
ゲイン、ボリューム、トレブル、ベースのコントロール
オーバードライブスイッチ
1/8インチのAUX入力端子とヘッドホンジャック
密閉構造
軽量で持ち運びも簡単
クラシックフェンダーデザインで、本格的なサウンド



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strymon IRIDIUM

※比較動画では strymon IRIDIUM だけアンプを使わずにオーディオインターフェイスにダイレクト接続しています。
※Fender デラックスリバーブのシミュレーションを使っています。


ジャズミュージシャンが使う前提で考えると、IRIDIUMはライブやセッション用というよりはレコーディング用かな、という印象。
(ジャズギタリストはアンプ直で完結しちゃうことが多いので。ただし、ペダル多用派はありかも)

strymon IRIDIUM に関する詳細な記事も書きました。
詳細記事はこちらをクリック

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やはり素晴らしいIRIDIUM。

アンプのリアルさ、反応の良さ、ノイズの少なさなど、とにかく音質使い勝手がいいです。
今回の比較では、レコーディング時にダントツでノイズが少ないなぁと感じました。
ダイレクトでオーディオインターフェイスに繋いでいるので当然ではあるのですが、この『レコーディングに有利』な性能はやはり非常に便利です。

とても素直な出音で、どのギターでも個性を活かして良い感じのサウンドを出してくれます。


アンプのリアルさも凄まじく、アンプ・キャビネットの空気感そのままな印象。
IRIDIUM以外はそれぞれのアンプにマイクを立てて録音しているのですが、録音した音声を全体的に聴き比べてみると、IRIDIUMの方がリアルに感じる、、、。なんだコレ、、。

PODなどアンプシミュレーターによくあるタイムラグも全く感じないので、ほんとにただのエフェクターのように使えるのもすごいところです。

今回の比較動画では音質の差をなくすために使用していませんが、『ROOM』という残響コントロールもあって(いわゆるルームリバーブです)、これもクオリティが高いのでめちゃくちゃ心地よく演奏できます。

このクラスのアンプシミュレーターは20万とか30万くらいするのが普通だったんですが、IRIDIUMは価格も安くて、ただただ驚きです。
購入前は『ジャズで使えるだろうか、、?』とちょっと不安でしたが、全くと言っていいほどスキのないアンプシミュレーターペダルでお気に入りです。


Strymon 「IRIDIUM」 AMP & IR CABエミュレーター

3種のアンプモデリング/9種類の24bit/96kHz 500msステレオIR CAB搭載
高性能JFETディスクリートアナログ入力段を採用/最大22dBのアナログゲイン
ステレオ入出力/Drive、Level、Bass、Middle、Trebleコントロール
SHARC DSP&ARMコプロセッサーを採用/32-bit浮遊小数点プロセッシング/HPアウト装備
IR CABのロード&エディット、MIDIのフルアクセス可能/トゥルー・バイパス/パワーサプライ付属



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前回アンプのサウンド比較をした記事はこちら



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