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バードは生きている

チャーリー・パーカーの伝記本と言えばロス・ラッセル著『バードは生きている』が有名ですね。

絶版のため現在は発売されていないレア本になっています。



レアな写真もいろいろ掲載

冒頭からディーンベネデッティが登場して隠し録りのセッティングをしていたりするマニア垂涎の内容。

続いてライブの描写が出てくるも、ステージにはまだパーカーがおらず、バー?で演奏前の腹ごしらえをしているパーカーの描写。
それもかなりの大食らいで、まるで少年漫画の主人公みたいなパーカー。

『ヒーローは遅れて現れる』という粋な演出から始まる伝記、ヤバいです。

なかなかに濃い内容なのでサクサクとは読み進めづらい本ですが、その分じっくり楽しめます。

・・・・・

この本について調べてみたら、のちにいくつか発売されるパーカー本の大元(おおもと)になった本のようです。
パーカーに関する言い伝えやエピソードはこの本をベースにしていることが多いとのこと。

パーカー本の先駆者たる存在なわけですね。


もし手に取る機会があればぜひ読んでみてください。


バードは生きている―チャーリー・パーカーの栄光と苦難

バードの生涯こそはジャズマンなるものの体現だった。彼が生きた時代精神を背景に「伝説」の霧の中から、巨人の全体像を見事に浮かび上がらせた出色の伝記。


チャーリー・パーカー―モダン・ジャズを創った男

モダン・ジャズ最大の巨人、チャーリー・パーカー。波乱の生涯と圧倒的な音楽、その根幹に迫る最新評伝!パーカー自身のインタビュー、近しい人々やミュージシャンの証言により、その短くも濃密な生涯を鮮烈に描写。さらに、詳細な分析によって、その革新的な音楽の秘密を探る。日本版独自の詳細ディスコグラフィー掲載。


バード チャーリー・パーカーの人生と音楽

生誕100年記念刊行!生地カンザスでの徹底した取材と調査から
今、明らかにされる数々の新事実。“バード” 真実の姿がここに


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