音源

鈴木"ポンちゃん"康允氏のCD『Live At Something』を購入した話

鈴木"ポンちゃん"康允氏はジムホールやその他にもさまざまなジャズミュージシャンに影響を与えたギタリストとして知られていますね。

「人間国宝級」「幻のギタリスト」「ジャズギター界の重鎮」など、サッと調べただけでもただならぬ呼び名があふれています。

たしか2004年ごろにジムホールの来日ライブが行われたんですが(会場がかっぱ橋の近くだった記憶)、そのライブを見に行った際に配布されたチラシかパンフレットに鈴木康允氏の顔と名前が書いてあって、存在を知りました。
鈴木康允氏のライブ告知だったか、具体的にそのチラシに何が書いてあったかまでは覚えていないのですが、どうやら鈴木康允氏がジムホールと縁のある日本人ギタリストだということは理解できたので、「日本にこんな人がいるんだなー(当時よくわかっていなかったので軽い反応)」と思った記憶…。

ちなみにそのジムホールのライブは、車椅子に乗ってあらわれたジムホールが熱演を繰り広げていました。
エフェクターを使ったり大胆にカッティングしたり、いまにして思えば、あの年齢に達して尚(なお)さまざまな表現に挑んでいたんだなと。
しかし、当時の自分には難解すぎて『演奏はよくわからなかったけど、生のジムホールが見れた!!』というミーハーな感想しかありませんでした。
ジムホールの目が悪かったらしく、写真撮影時のフラッシュ禁止でしたね。


で、鈴木康允氏の話。
「そういえば音源を持っていないな。どんな演奏だったんだろう。」とふと鈴木康允氏を思い出して、調べてみると音源が出てるではありませんか。
さっそくAmazonにて購入しました。

2009.8.7発売    NARP-8003    ¥3,080 (税込)
¥2,800 (税別)

鈴木”ポンちゃん”康允|ライヴ・アット・サムシング

【収録曲】
■How About You ? ■On Green Dolphin Street ■Love Letters 
■Darn That Dream ■Days Of Wine And Roses
■Morning Of The Carnival from ”Black Orpheus”
■It Could Happen To You ■I Can't Get Started ■Ponchan's Blues 
■Autumn Leaves ■On Green Dolphin Street (rehearsal take)

【演奏】
鈴木 ”ポンちゃん” 康允(ギター)
斎藤 ”クジラ” 誠(ベース)
池長 一美(ドラムス)
【録音】
2004年1月11日&12日 ライヴスポット サムシング


・・・・・



鈴木"ポンちゃん"康允『Live At Something』




優しい音色でモダンなフレーズ。
これまでに聞いた噂どおりの素晴らしい演奏で、『こんな演奏をする日本人ギタリストがいたんだな』ともっと早く聴けば良かったと感じました。
収録されている曲が親しみやすいスタンダード楽曲ばかりなので聴きやすいですね。

生でライブを観たかった…。

演奏の参考になる箇所がたくさんあったので今後はじっくり聴き込みたいです。


『ラヴ・アンド・リスペクト』という音源もあるようですが、残念ながら廃盤で入手困難なようです。
(どなたか所有されている心優しい方、貸してください(泣))


参考記事




Live AT Something

2009年3月30日に亡くなった"ポンちゃん"の追悼盤。"ポンちゃん"は門下生多数、ジム・ホールとは互いにリスペクトしあうジャズ・ギター界の重鎮。初リーダーアルバム「ラヴ・アンド・リスペクト」(ACS盤)のスタジオ録音から4ヵ月後、"ポンちゃん"のホームグラウンドともいえる「サムシング」でのリラックスしたスタンダード集をライヴ収録。


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