楽器・機材

Time-Warped Reverberator. 鳴り響くシンセシス・マシーン

Strymonから発売された新次元リバーブ・NightSky を詳細にレビューします。

はっきり言ってこのリバーブ、かなり多機能でサウンドの幅が広く(広すぎ?)、ある意味『変態的でスゴイ』です。

公式の紹介文

あなたの楽器から放たれたいくつかの音が、膨大な音の景観を生み出します。リバーブサウンドにピッチやハーモニクスの操作や、シンセライクなフィルタースイープを加えることができるのです。リバーブの境界を超えた新たな世界に突入することを約束します。我々は、音の冒険家、先駆者として、到達し得なかった領域へと誘うリバーブペダルをここにリリースします。

NightSkyは、パワフルで実験的なサウンドデザインも試みることができる「鳴り響くシンセシスワークステーション」と言えます。Reverb pitch(リバーブピッチ) / processing rate(プロセッシングレート)/ core size(コアサイズ)、harmonics(ハーモニクス)、モジュレーション付きシンセ風レゾナンスフィルター、ステップシーケンサー(w / グライドタイム)のプロセッシングやコントロールが可能なのです。この次元のペダルは今まで存在しませんでした。

新たな音の領域
NightSkyはメニューに従うことなく、素早く反応するコントロールノブを調整しながら、深くパワフルなサウンド操作で、新たな実験的なリバーブサウンドデザインを試みることができます。NightSkyは、新しいスタイルのリバーブペダルなのです。

そらし、ねじり、ゆがめる ワープコア・リバーブ
NightSkyは、「バリアブル・プロセス・レート」をリバーブコアに用い、リバーブのサイズやピッチまで同時に変化させ、極めて刺激的なサウンドを実現してくれます。そのピッチの変化は驚くほどスムーズで、ミュージカルスケールへのクオンタイズをも可能にします。さらに、それらをシーケンスできるのです。

ハーモニック・マシーン
shimmerを用いて音楽的なスケールインターバルもハーモニクスシフトに反映し、Glimmerはハーモニックスペクトラム反応をダイナミクスで強調します。Driveはサウンドのサチュレーション歪みを引き出し、シンセライクな可変的レゾナンスローパスフィルターが音像を彫り上げていきます。




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スペック

インプット、アウトプット、スイッチ

  • 1M Ohm ハイ・インピーダンス、超低ノイズClass A JFETステレオプリアンプ入力
  • 100 Ohm ロー・インピーダンス・ステレオ出力
  • インストルメント/ライン信号の入力切り替えスイッチ
  • MIDI CC、PC、MIDI clock sync等、MIDI機能をフルサポート
  • PCからのMIDI機能、ファームウェアアップデート等に使用するUSBジャック

DSP、オーディオ

  • 周波数特性:20Hz 〜 20kHz
  • 超低ノイズ24-bit 96kHz A/D & D/Aコンバーターを採用
  • 超高音質アナログ入出力
  • SHARK DSP採用
  • 32bit 浮遊演算方式

その他

  • バイパス:トゥルー・バイパス(アナログ・バッファード・バイパスに設定可能)
  • 入力電圧:9VDC センターマイナス、300mA
  • 付属品:専用パワーサプライ
  • サイズ・重量:177.3mm(幅)×114.3mm(縦)×44.5mm(高)
  • 軽量、堅牢なアルマイト処理アルミシャーシを採用
  • Made in USA
■特徴
〇サウンドデザイン
・豊富なアンビエント質感を備えた3つのリバーブタイプを用意しました。
・リバーブやトーンフィルターをモジュレートするMODセクションには6種類のウェーブフォームを用意しました。
・TONE(トーン)セクションにはリバーブのサウンドを造形するハイ/ローEQ を備えています。
・VOICE(ボイス)セクションにはリバーブの聴覚スペクトラムを強調する機能を充実させました。
・リバーブの +/- 1オクターブのピッチシフトを行えるSHIMMER(シマー)コントロール
・GLIMMER(グリマー):ダイナミクスの変化をハイorロー周波数ハーモニクスに反映しシンセの質感をコントロールします。
・リバーブにオーバードライブを加えるPre or Post DRIVE
・リバーブスペースのコアサイズを調整できます。
・独立したREVERB、DRYのレベルコントロール
・リバーブのピッチバリエーションを、リズミカルにシーケンスプログラムが可能です。
・本体フロントパネルで16プリセットにアクセスできます。MIDI Ins、Outs、Switchの使用で300プリセットのコントロールが可能です。
〇イン、アウト、スイッチ
・ハイインピーダンス、超低ノイズClass A JFETステレオプリアンプ入力を装備
・ローインピーダンスステレオ出力
・インストルメント/ライン信号の入力切り替えスイッチを装備
・On、Favorite、Infinite 3種のフットスイッチを装備
・エクスプレッションペダル、MultiSwitch Plus、1/4”→MIDIケーブルを接続し、各機種のリモート操作が可能です。
・MIDI in/outコネクターを装備し、MIDI CC、PC、MIDI clock sync等、MIDI機能をフルサポートしました。
・PCからのMIDI機能、ファームウェアアップデート等に使用するUSBジャック。
〇オーディオ
・アナログドライ、ドライ信号はADAされません。
・高品位JFET アナログ入力段デザイン
・超低ノイズ設計、再高品位24-bit 96kHz A/D&D/Aコンバージョン
・超高速演算DSP SHARC使用
・32-bit浮動小数点処理
・周波数特性:20Hz ? 20kHz
・オーディオ入力インピーダンス:1M Ohm
・オーディオ入力インピーダンス:100 Ohm
■電源:DC9Vセンターマイナスアダプター(付属)
■消費電流:300mA
■サイズ:114.3 mm x 177.3 mm x 44.5 mm
Designed and built in the USA


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NightSky 製品コンセプト

定説へのチャレンジ

何十年にも及ぶ実験的なリバーブサウンドの研究に敬意を評しながら、NightSkyでは伝統的な方式から逸脱し、新たな次元へ進化を完成させました。

それは「バリアブル・レートコア」で始まりました。その方式が確立すると、音作りが飛躍的に広がる、ユニークな可能性を秘めたサウンドシェーピング機能を加え、新たなリバーブを完成させるべきであることを我々は理解していました。そのビジョンから、フル機能のモジュレーション、4-poleレゾナントフィルター、ユニークなボイスセクション、リバーブハーモニックを追加したのです。

3つの異なるリバーブの質感

Sparse(希薄)、Dense(密生)、Diffuse(放散)3つの質感の異なる特徴的なリバーブを用意しました。

Sparse(希薄):反射音がしっかり分離されていて明確です。
レガートノートはきらびやかでクリーンなサウンドフィールドを生み、スタッカートノートはそれぞれがエコーのように現れ、スペシャルエフェクトのサウンドデザイン向きです。

Dense(密生):プレートに似た即レスポンスのリバーブで、スムーズなサウンドフィールドが特徴です。

Diffuse(放散):Diffuseリバーブはゆっくり立ち上がり、雰囲気に富みアンビエントなリバーブで、逆再生的な質感を漂わせます。そのサウンドは、解体され、トランジェントは分散し、鋼片がたわみ揺れるような効果音になります。

美しきリバーブ・リピッチング

80年代に、デジタルリバーブとピッチシフター用いて生み出されたクラシックシマーエフェクトに触発され、もっとも輝きと美しさを生み出すリバーブ信号から、注意深くシマーボイスをクリエイトしました。
オクターブダウンセッティングでは、深くアンビエントの少ないストリングセクションのように、オクターブアップでは空間的で軽い質感を引き出します。オクターブ上下のインターバルには、音楽的にも興味深いハーモニーが出せるシフトセッティングを選ぶことができます。シマープロセッシングはリバーブインプットのみに適応され、リバーブコア内のピッチ上行または下行が発生されます。

カスタムハーモニック・スペクトラム

Glimmer(グリマー)は、ダイナミックレゾナンス(ネットワーク)を最適に調整し、ハーモニックスが強調された残像(サウンド)を美しくクリエイトします。
Highセッティングは、高域ハーモニクスに溢れ、淡く、おぼろげで、豊かなアンビエントのトップエンドにアクセントを置いたサウンドです。
Lowセッティングでは、低域ハーモニクスが強調されミステリアスでシンセ的な風合いのサウンドが生まれます。

エクスプロージョン

NightSkyのDriveは、リバーコアへの入力信号、またはリバーブ出力にサチュレートしたオーバードライブハーモニクスを加えることができます。このドライブがリバーブへの入力信号に働くと、プレイダイナミクスに追従してより深い歪みを発生します。

Postを選び Driveがリバーブ出力に働くと、ソフトクリップリミッターのように動作し、ダイナミックスに追従して複雑なリバーブディケイを生み出します。この設定は、興味深い歪んだステレオパンイングエフェクトを生み出します。聴き取れる歪みを生むには高い信号増幅が必要で、それを下回るとリフレクションのステレオイメージも遠のきます。Driveブロックにより生まれるハーモニクスの複雑さは、本機のlow pass filterによる音色設定に影響されます。

シンセ的なLow Pass Filter

NightSkyには、リバーブ出力をシンセ的にスイープできる4-pole 24dB/octのLow Pass Filterを備えています。ローパスフィルターは、Driveセクションからのディストーションをシェープするのに効果的です。本機のMODセクション使用時、このfilterはリバーブのシンセ要素を減らすように働きます。ローパスフィルターは高域周波数を取り除くハイカットフィルターとしても使え、リバーブディケイをよりダークに仕上げることもできます。また、TONEセクションにローカットがあり、リバーブコアの低域を取り除くこともできます。

さらに深いサウンドをデザインする、セカンダリー・パラメーター

本機のフロントパネルには、リバーブ信号をコントロールするのに十分なコントロール機能を備えています。更なるサウンドデザインの冒険に役立ついくつかのセカンダリー・パラメーターを以下にご紹介します。

  • Infinite Input Mode – Infinite(インフィニティー)モードでは、追加入力のプロセッシングの可否を設定できます。
  • Glide Time – シーケンサーのポルタメントスピードをセットすることができます。
  • Pre-Delay – 0 to 500ms のプリディレイが設定できます。
  • Scale Select – scale(スケール)がQUANTIZE(クオンタイズ)で選ばれた時、8種類の異なるスケールから1つ選択できます。
  • Filter Resonance – ローパスフィルターを選択した時、なだらかなロールオフからシャープなピーキングレスポンスまでレスポンスを変更できます。
  • Glimmer Gain – Glimmer(グリマー)エフェクトの深さを調整できます。
  • Drive Gain – Driveエフェクトの深さを調整できます。
  • Morph Time – モーフィング時間を調整します。

Strymon 「NIGHTSKY」シンセシス・リバーブ・マシーン

Class A JFETステレオプリアンプ入力を装備/ローインピーダンスステレオ出力
Inst,Line入力スイッチ装備/MIDI in,out装備/超高速演算DSP SHARC使用
高品位JFET アナログ入力段デザイン/高品位24-bit 96kHz A/D&D/Aコンバージョン
32-bit浮動小数点処理/周波数特性:20Hz 〜 20kHz/消費電流: 300mA/9VDC
軽量、頑丈アルミケース/ザイズ:114.3 mm x 177.3 mm x 44.5 mm,665g



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ギャラリー


箱。クールなデザイン。


箱のサイド面。いちいちカッコいい…


箱を開けるとこんな感じです。本体に加えてマニュアル、アダプタ、USBケーブルなど。


USBケーブル


ステッカーなど




入出力はこんな感じです。INSTとLINEの切り替えもあり、キーボードなどギターでの使用以外も想定されていますね。


アダプタ。オールアクセスの文字があるので日本にローカライズされたアダプタのようです。


箱のサイドの文字。USAに『THE』がついているところに強いこだわり(プライド?)を感じますね。


他のペダルとのサイズ比較



他のペダルと並べてみました。
大きめのペダルです。

操作系統のボタンやコントロールが多くて、初めて触れた時には操作方法がよくわかりませんでした。
音づくりには慣れが必要です。
ちなみにコントロールできるパラメータには隠し設定(非表示?)まであります。(※下の『セカンダリ・パラメータ』参照)



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参考動画







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NightSky のここがGOOD!

  • 多機能
  • 高音質
  • ギター以外の楽器にも対応
  • コントロールの幅が広い(広すぎ)
  • フリーズ機能あり
  • フリーズした音にエフェクトを掛けられる
  • プリセットの数が多く、保存できるサウンドも多い
  • 普通のリバーブとしても使える

とにかく多機能&高音質&サウンドの幅が広い。これに尽きます。
なかなかすぐには使いこなせない、と言うか、使いこなすにはかなりの慣れが必要です。
(正直言って、かなり変態的なペダルだと思います。)

ペダルに設置されたコントロールノブとボタンの数を見ればわかると思いますが、ある程度慣れてないとややこしいです。
コントロールするパラメーターには、さらに『セカンダリー・パラメーター』まで用意されています。
上に記載しましたが、再度こちらに記載します。

【セカンダリー・パラメーター】
Infinite Input Mode – Infinite(インフィニティー)モードでは、追加入力のプロセッシングの可否を設定
Glide Time – シーケンサーのポルタメントスピードをセット
Pre-Delay – 0 〜 500ms の範囲でプリディレイを設定
Scale Select – scaleがQUANTIZEで選ばれた時、8種類の異なるスケールから1つ選択
Filter Resonance – ローパスフィルターを選択した時、なだらかなロールオフからシャープなピーキングレスポンスまでレスポンスを変更
Glimmer Gain – Glimmer(グリマー)エフェクトの深さを調整
Drive Gain – Driveエフェクトの深さを調整
Morph Time – モーフィング時間を調整


サウンドの幅は本当に広く、マルチエフェクター的な使用が可能です。
ただのリバーブペダルではありません。

フリーズ機能が付いているのもGoodですね。
フリーズと言えばエレハモのフリーズペダルが有名ですが、こちらも負けていません。
NightSky ではフリーズしたサウンドにエフェクトを掛けられます。
ちなみに両機を比較してみたところ、シンプルにフリーズ機能を使いたい場合はエレハモの方が良いかなという印象でした。

NightSky のここがイマイチ

  • 多機能&サウンドコントロールの幅が広すぎて使いこなせない…

多機能&サウンドの幅が広すぎで使いこなせない。
これがNightSky を使ってみた懸念ポイントです。



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おもな機能

パワフルなモジュレーション

本機のモジュレーション(MOD)セクションは、サウンドに動きを与えます。
ゆっくり徐々に霊妙な質感に変えたり、モジュレーションを限界まで使い実験的なサウンドデザインを試したりできます。
Triangle(三角波)、square(方形波)、ramp(ランプ)、saw(ノコギリ)、random(ランダム)、envelope(エンベロープ)の6種類の波形から選ぶことができ、リバーブコア、size/pitch (process rate/プロセスレイト)、シンセ的なレゾナンスを生むローパスフィルターをモジュレートできます。

モーフィング・パワーを解き放て

本機のモーフィング機能は、フットスイッチングでノブポジションを一気に変更できます。
そのモーフィングスピードも設定可能です。

ゆっくりモジュレーションのスピードやデプスを変化させたり、リバーブディケイをショートからヒュージへ、ミステリアスにロングディケイのリバーブをモジュレートしたりできます。size/pitchセッティングやシマーのインターバルもモーフィング可能です。ローパスフィルターのレゾナンスを上げ、フィルターのセンター周波数スイープをモーフィングし、ハーモニクスのスイープも可能です。

モーフィング設定はプリセット毎に設定できるため、ライブ・パフォーマンスの強力なツールとして使えます。

ステップ・シーケンサー

本機は、パワフルで簡単に操作できる8ステップシーケンサーを備えています
SIZE/PITCHのセッティングのステップチェンジ、選んだスケールの1/2ステップずつの上行&下行、ピッチなしのクオンタイジングなどをシーケンスできます。
シーケンサーはフットスイッチでシングルステップずつ進めることもできますし、タップテンポで自動演奏のように走らせることも可能です。
各ステップはシーケンス中にプレイ/ストップが可能です。また、各ステップがスムーズにプレイして、ピッチが自然に変化するようにグライドタイムも調整できます。シーケンスはプリセット毎に保存できます。

インフィニティー Sky

INFINITEフットスイッチは、リバーブコアへの入力信号(入力信号)をフリーズすることができます。
この状態でも、フリーズしたオーディオの上に、新たな信号のリバーププロセッシングが可能です。フリーズしたアンビエントサウンドに重ねるだけでなく、シーケンサーを同時にはしらせることもできます。フリーズしたオーディオは、シーケンスに保存されているインターバルでのリピッチ、コードチェンジに合わせてのプレイオーバー、単音シーケンスのグルーブ設定などが可能です。

Instrument/Line入力レベルスイッチ

入力レベルスイッチが異なるサウンドソースの入力を可能にします。
ギターを入力する際はINSTポジションを選びます。ギターアンプのエフェクトループや、シンセやミキサー出力のような信号につなぐ時は、LINEを選びます。
LINEは10dB高いクリーンアヘッドルームを入力段に与えてくれるため、スタジオでのエフェクトセンドやインサートに使用できます。

MIDIセットアップの中心核に

MIDIセットアップされたペダルボードの中心核として、本機は300のプリセットに加え、MIDIのフルコントロールが可能です。
「コントロールシーケンサーのテンポやピッチ」「DAWからのビートと同期したモジュレーションエンベロープ」など、 NightSkyが誘うインスピレーションに従って、あなたのイマジネーションを可能な限り広げてみましょう。MIDIの送受信接続を、本機は5-pin DINコネクター、USB、 Expressionジャックから行えます。ペダルボードやスタジオでの使用に合わせてMIDIの接続&活用が可能です。

モーフィング・エクスプレッション

エクスプレッションペダルを本機につなぎ、瞬時に変わる新たなレベルの連続的なコントロールを楽しんでください。
変更を望む全てのコントロールの複雑なセッティングにも、ヒール↔︎トウ間のポジションに設定できます。ペダルコントロールで連続的なモーフィング変化がドラマチックな表現に導きます。

16プリセットへ!インスタントアクセス

本機は16のプリセットに即座にアクセスできます。16プリセットで十分でなければ、MIDI経由で300のプリセットロケーションにアクセス可能です。

MultiSwitchPlus コントロール

MultiSwitchPlusをエクスプレッションペダルジャックにつなぐと、追加コントロールが可能になります。
可能なエクストラスイッチング:
・3つのプリセットのインスタントスイッチング
・16オンボードプリセットのスクロール
・選択したプリセットのエンゲージ/バイパス
・MOD
・TONE
・VOICEセクションのエンゲージ/バイパス



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コントロールまとめ






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【まとめ】多機能&高音質&高性能で容易に使いこなせないリバーブ

個人的には、ごくスタンダードなジャズ用途としては完全にオーバースペックでした。
いわゆるオーソドックスなジャズギタリストの場合には、(StrymonならBigSky やBlueSkyなどの)もっとシンプルなリバーブの方が良いのではないかと感じます。

カート・ローゼンウィンケルのようなペダルを多用するギタリストにはアリだと思います。
また、DTM用途や個性的なサウンドメイキングが必要なギタリストには超アリです。
これひとつで作れるサウンドの幅はめちゃくちゃ広いので、いろんな音が作れます。プリセットを一通り鳴らして、少しずつパラメータをいじって自分好みのサウンドにするのも良さそうですね。

ギター以外も繋げられるので、DTMでは大活躍するペダルだと思います。



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【重要】ソフトウェア・アップデート

ソフトウェアのアップデートがでています。
【2022年3月 現在】Firmware Version.1.75

以下リンクよりご確認ください。

アップデートはこちら


Strymon 「NIGHTSKY」シンセシス・リバーブ・マシーン

Class A JFETステレオプリアンプ入力を装備/ローインピーダンスステレオ出力
Inst,Line入力スイッチ装備/MIDI in,out装備/超高速演算DSP SHARC使用
高品位JFET アナログ入力段デザイン/高品位24-bit 96kHz A/D&D/Aコンバージョン
32-bit浮動小数点処理/周波数特性:20Hz 〜 20kHz/消費電流: 300mA/9VDC
軽量、頑丈アルミケース/ザイズ:114.3 mm x 177.3 mm x 44.5 mm,665g


electro-harmonix Freeze Sound Retainer

単音やコードに無限のサステインを与えるペダル
複数のプレイヤーが弾いているような効果
3タイプのモードを選択可能



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